運送会社や製造会社では有利になる場合がある

倉庫で働くときに大型免許を持っていると大型トラックを運転できるので有利だと考える人もいるでしょう。運送会社や製造会社では大型免許があると有利になる場合があります。運送会社や製造会社では大型の荷物や製品を大量に運ぶことが多いからです。広い倉庫では倉庫間で荷物を運ぶのに大型トラックを使用する場合があります。また、倉庫のスタッフが運送も担当していることもあるため、大型免許があると倉庫拠点間の運送スタッフとしても活躍できます。製造会社の場合には運送会社に依頼して長距離の運送や小売店への配送をしているケースが多いですが、近年ではECサイトによる自社販売をしているケースも増えました。そのため、複数の倉庫に製品を保管するために自社で運送をしている会社もあります。

倉庫によっては運転が業務外のこともある

倉庫によっては運転はそもそも業務外で、大型免許を持っていても何も役に立たないこともあるので注意しましょう。倉庫業者では製造会社からの入庫を受け付けて、運送会社による出庫に対応するといったハブの役割を果たしていることがよくあります。この場合には運ばれてきた荷物を格納し、要求に応じて出庫してトラックに積むだけで運送は必要がありません。現場によってはフォークリフトなどを利用して作業することはあります。しかし、大型トラックを必要とするケースはほとんどありません。大型免許を活かしたいなら、運送の業務がある倉庫を選ぶのが大切です。中型免許なども同様で、現場で必要があるかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。

物流は、製造品の流通から倉庫管理まで多岐に渡ります。第三者企業へ委託することで、コストカットが可能となり効率化を実現します。